ゆるっと食育 ~Vol.3~

CHAMI先生による「ゆるっと食育」第3回目です。
今回は「安心・安全な食べ物の選び方」についてご紹介していきます。
どこまでこだわるかは、生活環境などによってもそれぞれですが、神経質にならずまずは続けられる範囲で楽しみながら取り組んでみてください!
“知らない”より“知っている”と日々の食生活もより良いものになりますよ♪

まずは前回【第2回】のクイズの答えから☝
家族で食事をしたり、外食をする際にこのような配膳を目にする事があると思いますが、どちらが正しい?と聞かれると、え?なんか自信ないかも・・・
となりませんか?(笑)
食事のマナーも共食力の1つ!皆さんは答えられましたか??

和食の基本としての配膳は、一汁三菜になります。
一汁三菜とは、ご飯に汁物、主菜、副菜、副々菜を指し、和食の定番といえる構成になります。
これらはBのイラストのように、置く位置が決められています。
なぜこのように決められているかというと、日本は左側に重要なものを配置する左上位の伝統があるからなのです。
そのため左側に主食であるご飯を置くように決められています。
また、副菜・副々菜が左側の理由としては手に持ちやすいからです。
日本人は基本的に右利き文化になっています。
なので右手で箸を持った際に、食事をしやすい料理の並べ方になっています。
最近では左利きも多くなってきていますが、並べ方は右利きの方と同様の並べ方にするのが基本です。
左右逆に配置してしまうと、仏壇へのお供え物になってしまいますので注意が必要です。

このように、ただ覚えるのではなく、伝統や様々な理由を知って覚えるとより覚えやすいですよね。
お子様や、ご家族。どなたかに聞かれたときは是非教えてあげて下さいね♪


こんにちは。チャミです。
あっという間の第3回目。
第1回目、2回目で、食育とは?というお話をしてきました。
今回は、安心安全な食べ物の選び方をご紹介したいと思います。

第1回目の記事はこちらから

第2回目の記事はこちらから

国産に外国産、値段の高いもの、安いもの、便利な加工食品など、あふれる食品の中から、私達は選ばなくてはなりません。
安全な食材を選ぶ第一歩は、「信頼できるお店を選ぶ」こと。
安さやボリュームに目が惹かれますが、「記載された情報」を確認する事、「商品管理」がしっかりできている事、「口コミで評判がいい」事など、目の前の物だけでなく、店全体をチェックする事が大切です。

関西のケチ魂がしみついているからか、私もつい「お得!!」というシールが商品に貼っていると、買ってしまうのですが、色や臭いの変化は早く、またやってしまったと反省(笑)
食の不安を避けるには、有機食品や添加物無添加の商品を選ぶのが理想ですが、こうした商品はコストがかかり、常に手に入るとは限りません。なので、私はなるべく(笑)外国産より国産、添加物少ないものを選ぶなど、あまり神経質にならず取り組む事にしています。

食材選びでは、安全性だけでなく、体にとって良いかどうかもポイントです。
四季それぞれの旬の食材は、他の季節に比べて最も味が良く栄養価が高いばかりではなく、人がその季節に必要とする栄養素を多く含んでいます。

例えば、春に出回る山菜が持つ特有の苦み成分は、体の新陳代謝を活性化させ、冬の間にたまった老廃物を体外に出してくれます。暑い夏には、豊富な水分を含むきゅうり、なす、トマトなどが体を冷やしてくれます。秋には、夏に消耗した体に滋養を与える脂ののった魚介や実りの時期を迎える果物や穀類、イモ類など糖質の多い食材で冬の寒さに耐える脂肪を蓄えます。葉もの冬野菜は、体の抵抗力を高め、風邪予防にも!!これは、食べなきゃ損ですね。

ここでクイズ★
秋の旬の食材はどれでしょう?

秋は多くの食材が旬を迎える時期!この主な理由は、夏の終わりから秋にかけての気温の変化や日照時間が、食材の成熟に適切であるためです。「食欲の秋」という言葉もあり、多くの作物が実り、気候も良くなって食欲が増すという意味で広く知られています。
秋野菜は夏野菜に比くらべて水分が少ないので、味が濃こく甘あまみが強いのが特徴!
また、秋に旬を迎むかえる魚は産卵前などで脂あぶらがのった青魚が多く、感じに『秋』という字がつくものも…
これらをヒントに是非クイズにチャレンジしてみて下さいね!

答えは第4回目(2024年10月予定)でお話しさせて頂きます。次回もお時間があればお付き合いください。
それではまた♡

CHAMI先生

大好きだった祖母が年齢と共に閉鎖的になり、元気でいて欲しいと思い付いたものが、ヨガでした。
ヨガ=簡単な運動だと思っていましたが、練習を重ねる度、身体だけでなく、心が内側から満たされていく感覚、長年の悩みだった不眠症、生理不順が徐々に改善され、自分にもヨガが必要だったと気付く。
ヨガの効果をもっと多くの方に伝えたいと思うようになり、本格的にヨガインストラクターとして、活動を開始。
2022年に長女を出産し、妊婦、出産、産後、育児中の心、身体の変化を身をもって体験し、改めてヨガの必要性を感じ、現在は女性の悩みをサポートできるヨガを勉強しながら、徐々にクラスを再開。