ヨガインストラクターCHAMI先生による「暮らしを彩る優しい知恵」

人間の身体は元々の体質、日頃の習慣(食事や運動など)だけではなく、気候・ホルモンバランス・ストレス等色々なものから影響を受けます。ヨガはスタジオに来て身体を動かす事だけではなく、季節やその時のご自身の体調に合わせて、色々なものから受ける影響を緩和させたり、より生活を楽にしていけるツールです。今回からは、知っておくと皆様の生活が彩り豊かになる知恵をお伝えしていきたいと思いますので、ぜひ参考にしていただければ♡と思います!

リニューアル後”第1回目”は!梅雨時期に起こりやすい”ダルさ”と”眠気”対策についてお伝えします♪

こんにちは♪チャミです^_^
過ごしやすい季節はあっという間に終わり、じめっとした季節に突入。。。
この時期なんだか寝付きが悪い、体がダルいなどの体調不良を訴える方多いですよね。また、梅雨入りすると長雨の影響で気温が下がったり、晴れると真夏のような暑さだったり、気温の変化が激しくなることで、このような症状が現れる方も多いです。

そこで、今回は、寝付きの悪さ、ダルさを長引かせないためのポイント(今の時期オススメの過ごし方)について、ヨガ的観点からご紹介したいと思います。

進級、進学、就職、転勤や異動など、生活環境が大きく変わる『春』が終わり、期待や不安で緊張が続き、ゴールデンウィークの連休でその緊張が緩み、その反動で「なんとなく体調が悪い」「気力がわかない」「寝つきが悪い」などの心身の症状が現れることがあります。これが一般的に言われる5月病です。

まだ2歳の娘ですら、ゴールデンウィーク明け以降、起床時間になってもグズグズしてなかなか起きない、寝言が増えたり、夜中ふと目覚めたりと睡眠の質が低下しているなと感じています。

6月は梅雨の影響で体調を崩しやすい時期なので、適度な運動で体調管理をすることが大切です。
雨の日でもできるストレッチや筋トレ、ウォーキングやサイクリングなど、ご自身の体力や好みに合わせて無理なく続けられる運動を取り入れましょう

体が重だるいと、ついダラダラ〜ゴロゴロ〜もう一歩も家からでません!と言いたくなりますが(笑)、それが大きな落とし穴!

ヨガの姉妹科学とも言われる、アーユルヴェーダでは5月は「カパ」を乱しやすい季節と言われています。カパが溜まってくると、気分が憂うつになり自分に自信がなくなり、自分を低く評価しがちになり、ものごとに執着したり、いつまでもくよくよと恨んでしまったりしがちになります。
体を動かさず、6月もゆったり過ごしてしまうと、体のダルさが抜けない、鼻が詰まりやすい、消化力の低下、眠気が強く、朝起きるのが辛いといった症状が現れるのです。ヨガのポーズには、交感神経(やる気スイッチ)の働きを優位にするものと、副交感神経(休ませるスイッチ)の働きを優位にするものがあります。大概のヨガクラスでは、両方のポーズを上手く組み合わせることによって、乱れていた自律神経が整い、終わった後には心がスッキリしたー!と感じるわけです。 ですが、この時期、ちょっと体が重だる…だからリラックスヨガにしとこう…っではなく、体調が悪くなければ少し動いた方が滞りが解消され、スッキリするかもしれません^_^

私もゴールデンウィーク後、疲れがでたのか、しばらく寝起きのダルさを感じていましたが、いつもより少し早めに起きて、ヨガの代表的な動き、スーリアナマスカーラ(太陽礼拝)を太陽に向かって行うと気持ちと体がスッキリ!今日も一日頑張るぞー!と気合い注入☺️👍
スーリアナマスカーラには、背骨を刺激し、交感神経の働きを優位にする効果があるため、ダルさや眠気にはとってもオススメですよ⭐︎

早起きは自信ない〜という方もいますが、この時期の早起きは他の時期よりスッと起きやすいです。やらないといけないことを夜遅くにするより、朝行うと集中力も全然違います!体を動かすことで、腸が動き、お通じが改善⭐︎朝ごはんがとっても美味しいのです◡̈*.毎日が難しければ、休み前だけでも試してみてくださいね♪

⭐︎この時期心がけたいポイント💡
①朝少し早めに起床し、軽い運動をして1日をスタート
②適度に太陽の光を浴びる
③消化に良いもの食べる

ではでは、次の投稿もお楽しみに♪

CHAMI先生

大好きだった祖母が年齢と共に閉鎖的になり、元気でいて欲しいと思い付いたものが、ヨガでした。
ヨガ=簡単な運動だと思っていましたが、練習を重ねる度、身体だけでなく、心が内側から満たされていく感覚、長年の悩みだった不眠症、生理不順が徐々に改善され、自分にもヨガが必要だったと気付く。
ヨガの効果をもっと多くの方に伝えたいと思うようになり、本格的にヨガインストラクターとして、活動を開始。
2022年に長女を出産し、妊婦、出産、産後、育児中の心、身体の変化を身をもって体験し、改めてヨガの必要性を感じ、現在は女性の悩みをサポートできるヨガを勉強しながら、徐々にクラスを再開。